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地上絵だけじゃない!? ナスカの土器が面白い!! [中南米の考古学]

どうも、たいすけです。


みなさん、ナスカの地上絵はご存知ですよね?
今なお発見され続けているナスカの地上絵は非常にミステリアスで興味深いですよね

しかし、ナスカ文化で面白いのは地上絵だけではないのです!
地上絵と同等、もしくはそれ以上に面白いもの
それは

ナスカ文化の彩色土器

です。


今回はそのナスカ文化の彩色土器について話していきます。



ナスカ文化は紀元前約100年から紀元後約700年まで存在した文化です。
現在のペルーの南部海岸地域にありました。

ほぼ同じ地域には、ナスカ文化の以前にパラカスという文化がありました。
パラカス文化は織物、特に染色技術に長けていました。
今見ても非常に美しいと感じることができる織物を多く作り出しました。


パラカス文化はナスカ文化の前段階的な文化と言われることがありますが、
ナスカ文化はパラカス文化の織物技術を受け継いでおらず、必ずしも文化的継承があったとは言い切れません。


ナスカ文化の特徴としては地上絵が挙げられますが、土器もアンデス文化の中で特異なものでした。
ナスカ文化の土器が他の文化の土器と大きく異なる点として挙げられるのは、その彩色です。

ナスカ文化の土器には、最大で12種類もの色が着けられました。

多くの文化を生んだアンデス文化の中でもこれほど多くの色を使って土器に彩色を施したのはナスカ文化だけです。


それに加えてナスカ文化の土器には非常にユニークな図像が描かれました。
ジャガーなどの猫科動物、鳥、猿、クジラ、神的存在など多くのモチーフがデフォルメされて描かれました。

それらモチーフの多くが地上絵にも描かれているというのも興味深いですね。


紀元後約500年頃に最も多くの色種が使われるようになりますが、紀元後約700年に向けてナスカ文化の衰退とともに色種も少なくなっていきます。


そして、ナスカ文化の土器の彩色技術はどの文化にも受け継がられることがありませんでした。



ナスカ文化の土器に彩色になんの顔料が使われたのかはまだわかっていません。
使用された顔料が分かればナスカ文化の人々の技術力の高さやナスカ文化の人々がどの地域の人々と交流があったのかがわかってくるかもしれません。



さて、今回はナスカ文化の彩色土器について簡単にではありますが話しました。
地上絵以外の点でもナスカ文化は他の文化と比べて特異な存在であったことが感じることが出来れば、さらに興味を持ってナスカ文化を見ることができるかもしれません。

ぜひ一度ナスカ文化の彩色土器にも目を向けていただきたく思います。


今回はこのへんで。
ではまた次回。
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